生牡蠣で食中毒に!潜伏期間や症状、治療方法、家族間感染について

doctor-563428_1280

アドセンス

スポンサーリンク

先日、牡蠣が原因で母が食中毒に。。

しかも、食べたのは加熱した牡蠣。「何故、加熱済みの牡蠣で食中毒に・・??」そんな疑問を持ちつつ母に話を聞くと、「牡蠣の殻を剥く作業をした後にしっかり手を洗わなかったのが原因みたい・・」。手を洗わずに他の物を触り口の中に入ってしまったという事。

母は生肉の調理の後も水でチャッチャッと流すぐらいで石鹸を使っていなかったので気になってはいたのですが・・。案の定、痛い目にあってしまったという事です。

ちなみに、母が食中毒となったのは『ノロウイルス』が原因。

秋から冬にかけ旬を迎える牡蠣ですが、食中毒のリスクが高い事でも有名ですね。その多くがノロウイルスによるものとなっています。

では、実際に牡蠣を食べてノロウイルスに感染してしまった場合の潜伏期間や症状、治療方法はどういったものなのでしょうか?今回は母の経験を元にまとめてみたいと思います。

 

感染経路

感染経路は大きく分けると3つ。

ノロウイルスに汚染された貝類などを加熱せずに食べる

最も多い原因となるのが、やはり直接ノロウイルスに汚染された食べ物を食べてしまうという事。

鍋でグツグツ煮たり、カキフライなどにしてしっかり火を通す場合はリスクも軽減されますが、生や半生の状態では高リスクとなってしまいます。ノロウイルスは目に見えませんのでどれだけ新鮮で安全とされている牡蠣でも100%食中毒にならないという保証はありません。

ノロウイルスの付いた手で調理

ノロウイルスに汚染された牡蠣を触った手で他の食材を触ったり、感染している人が調理をする場合は、それらを食べた人も感染するリスクがあります。

よく飲食店などで集団食中毒になる事がありますが、こういった事が関連しているのです。

私の母に関しても手をしっかり洗わなかったのが原因なのでこちらに該当します。

トイレ経由

感染している人の汚物にもノロウイルスが潜んでいます。

少し厄介なのが、感染者がトイレを使った後は空気感染の恐れもあるという事です。感染者は、出来るだけトイレも別にするのが理想となるでしょう。

 

季節

食中毒を起こす時期といえば菌の繁殖しやすい気温となる夏場のイメージがあるかもしれませんが、ノロウイルスが主に活動するのは寒い冬の季節。11月頃から患者が増え始めて3月頃まで発生するとされています。

Screenshot 2017-01-22 at 18.10.30

画像:https://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/virus/noro_virus.html

この季節は牡蠣が美味しい時期とぴったり合ってしまうんですよね(^_^;)厄介な問題です。

 

潜伏期間

牡蠣を食べてノロウイルスに感染してしまったとしても、食べた直後から症状がでるという事はありません。食べた後、徐々にお腹の中でノロウイルスが悪さをして違和感を感じ始めます。いわゆる『潜伏期間』と呼ばれるものです。

ノロウイルスの潜伏期間は、24〜48時間とされています。しかし、母の事例では15時間後には症状が出た計算となります。あくまでも目安とされるのが24〜48時間でその時の体調やノロウイルスの状態、個人差なども大きいという事でしょう。

ただ、48時間以上経過してから発症するという例は見当たらないので、もし、「牡蠣を食べたので心配」といった場合でも48時間経過した場合は安心して問題なさそうです。

 

症状

ノロウイルスの症状として言われているのは、

・嘔吐
・腹痛
・頭痛
・発熱
・下痢

激しい嘔吐と下痢の症状は殆どの人に表れる症状とされています。腹痛に関してはチクチクと刺すような痛みと表現される事が多いようです。発熱に関しては全く熱が出ない人も居ますが、熱が出ても微熱(38度以下)程度となる事が多いようです。

食中毒になった時に最も苦しいのは、発熱や頭痛ではなく、嘔吐や下痢です。人によっては口に食べ物を入れても全て吐いてしまい何も受け付けなくなってしまいます。

母の症状も嘔吐と下痢が酷く、這いずるようにトイレに行って、戻ってきたと思えば直ぐにトイレに行くの繰り返し。最初は余裕があったらしく「食べれないしダイエットになるわ」といった事も言っていましたが後半はそんな余裕もなく見るからに衰弱しきった状態となっていました。

我が家には1歳半の娘が居ますが、もし娘が食中毒になったら耐えられる体力はあるのだろうか、と不安になってしまいます。小さい子供やお年寄りはリスクも大きくなるでしょう。

 

症状が出る期間

症状が出始めてから治まるまでの期間は、多くの場合、1〜2日ほどです。

健康で体力に自信のある人で症状が長引くという事はほとんどありません。

ただし、健康状態が良くない場合や、小さいお子さんやお年寄りに関しては体力もなく長引いてしまう可能性もあります。それでも多くの場合は、1週間ほどで症状が治まるでしょう。

重篤な状態となるケースは少ないようですが、体力に自信のない人は迷わず病院に行くようにしましょう。点滴で栄養補給をする場合や、状態によっては入院するケースもあります。入院の期間に関しては症状に応じて変わります。1泊の時や、長い場合は5日程入院するケースもあるようです。

 

治療方法

では、実際に食中毒になった場合の治療法について見てみましょう。

水分を補給

激しい嘔吐や下痢になった場合に最も心配なのは脱水症状

体内の水分を失いすぎるとめまいやフラつき、頭痛などの症状が出てしまいます。食中毒で苦しいのに脱水症状による苦しみも増えてしまうのです。

また、脱水症状は体力が低下してしまうので食中毒の症状が長引く事に繋がる可能性もあります。

脱水症状を起こさない為には、水分補給を小まめに行う事が重要となります。母の例でもそうですが、食中毒で食べ物を受け付けない時でも比較的水分補給は可能です。「辛いし水分も無理!」と決めつけずに水分補給を心がけましょう。

特効薬はありません

食中毒の厄介なところは特効薬がこれといって無いという事です。

病院に行っても特に薬が処方されない事があるほどです。

大切なのは体が拒絶して上からも下からも体内のウイルスを出そうとしているので、それに従い、出すものを出しきってしまう事です。それが、最も効率のいい治療となります。

その為、健康な人は慌てて病院に行く必要もありません。自然治癒でも病院に行って治療をしても治るタイミングに大差はないでしょう。

下痢止めを服用しない

下痢をすると真っ先に浮かぶのが『下痢止め』かもしれませんが、先程も触れたように体に留めておくより出してしまった方が効率良く治るとされています。その為、下痢止めは逆効果となってしまう可能性が考えられるのです。

症状が重い場合は病院へ

症状が軽く健康な場合は必ずしも病院に行く必要はありません。ノロウイルスは感染力が強いので敬遠したがる病院もあります。

ただ、症状が重く脱水症状が出ている場合や、健康状態が良くない場合、小さなお子さんやお年寄りの方は迷わず病院に行くようにしましょう。

治療法としては、主に点滴となりますが、栄養補給や水分補給を口から出来ない場合は最も有効な手段となるでしょう。

横になったままの嘔吐に注意

食中毒になると辛くて動けずに洗面器などを使い横になったまま嘔吐する事もあります。

しかし、横になったままの嘔吐は喉の詰まりに繋がり窒息する可能性があります。特に咳き込む力の弱いお年寄りは気をつける必要があります。

 

家族間感染に注意

先程も触れましたが、ノロウイルスは感染力が強く、一家全員が感染するといった事も少なくありません。

また、症状が治まった後も、2週間〜3週間、場合によっては1ヶ月間ほど、汚物などにノロウイルスが潜んでいる可能性があります。

その為、「もう安心だ!」と思った頃に家族が感染してしまうという事も考えられるでしょう。

  • 接触感染
  • 飛沫感染
  • 空気感染

ありとあらゆる感染経路に注意をして家族間感染を防ぐようにしましょう。

 

最後に

  • しっかり加熱をする
  • 生牡蠣を触った後は手をしっかり洗う

冬になると食べたくなる牡蠣ですがノロウイルスのリスクがあるという事を理解して扱うようにしましょう。

ちなみに、母は、食中毒になった1ヶ月後にはカキフライを食べていました。食中毒になっても牡蠣の魅力には勝てないようです。でも、食中毒以降は生肉や牡蠣を触った後に「そこまで洗う必要ないだろう!」と、突っ込みを入れたくなる程、しっかり手を洗っています(^_^;)

※筆者は医療関係者ではありません。母の経験と医療関係の資料を元に記事を作成しています。

ado

スポンサーリンク