【2017年】パートの社会保険加入条件!改正後に支払う事になる人

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「社会保険加入条件が変わった」パートをしている人はこんな話を聞いた事があるかと思います。

「これまで通りの働き方では社会保険を支払わなくてはならない・・」

働いているのに手取りの額が少なくなってしまう・・。収入に直結する問題なので敏感になる部分ですよね。

確かに、社会保険の加入条件は2016年10月より改正されました。社会保険料を支払わないギリギリのラインで働いていた人はこれまで通りの働き方だと社会保険を支払う事になってしまいます。逆に「これまでの働き方で社会保険に入れてラッキー!」と考えている人も多いので、このルール改正が全ての人にとってネガティブな話ではないのですが、夫の扶養に入っている人にとっては迷惑なルール改正となっているかもしれません。

では、具体的にどういった人に影響があるのでしょうか?

気になる部分は、

  • 社会保険を支払う事になる収入
  • もし支払う事になった場合の支払額やメリット

といった部分かと思います。

 

130万円⇒106万円?!

最大のポイントはやはり「いくら分以上働くと社会保険に加入しなくてはならないのか」という部分。

先ほども触れた通り、これまで通りの働き方では社会保険料を支払う必要があるわけですから、加入条件の改正は、これまでの加入条件の金額より低い額に設定されたということになります。

具体的な数字を見てみると、これまでの社会保険加入条件の年収は130万円、そして2016年10月の改正後の年収は106万円

その差額は、24万円。2割近い金額が下がっているわけですからこの差はかなり大きいという事になるでしょう。

24万円っていうと色々な事に使えますよね。

冷蔵庫だって買い替えできますし、ローンに充填するなどをしてもかなり有効で大きな金額。月で考えても2万円違うわけですから、光熱費といった部分の支払いも可能な金額ですし、家族で外食をするにも十分な金額となります。

この分の収入が丸々減ってしまうのは家計にも響きますね・・。非常にシビアな問題と言えるでしょう。

さらに具体的な要件を確認してみると、

  • 一週間の所定労働時間が20時間以上
  • 月の収入が88,000円以上
  • 1年以上勤務をしている
  • 学生以外

月の収入が88,000円というのは、×12ヶ月で106万円という年収になるからです。

1年以上の勤務というのもほとんどの人が満たす要件かと思いますし、やはり社会保険に加入しないギリギリのラインで働いていた多くの人は今後社会保険に加入するか、収入を減らす工夫をする必要があるという事になります。

では、もし社会保険に加入したら保険料支払額はどれぐらいになるのでしょうか?詳しく見てみましょう。

 

社会保険に加入した場合に引かれる金額

保険料の金額に関しては、各都道府県や年齢によって異なります。ただ、大きく異なる訳ではないので目安として参考にしてみて下さい。

収入は月10万円とします。

月の収入を10万円で計算した理由は、これまでの社会保険加入条件の130万円を超えない金額で稼いでいた人が多い事から10万円前後の月収を稼いでいた人が多いと思われるからです。

10万円を1年間稼ぐと、120万円。130万円は超えないけど106万円は超える金額となります。

【東京都40代 月の収入が10万円の場合】

月額 年額
健康保険料 5,654円 67,848円
厚生年金 8,909円 106,908円
合計 14,563円 174,756円

【大阪府30代 月の収入が10万円の場合】

月額 年額
健康保険料 4,934円 59,208円
厚生年金 8,909円 106,908円
合計 13,843円 166,116円

あくまでも目安の金額になりますが、13,000〜15,000円ほどが天引きされると想定されます。

天引きされた後の手取りは、85,000〜87,000円で、引かれるものが少ない88,000円以下に稼ぎを抑えた方が手取り収入が多いという事も起こりうるという事になります。

ただ、デメリットだけでなく将来貰える年金の額が増えるなどのいい面もありますので必ずしも社会保険への加入が損をしてしまう事とも限りません。どのような働き方をしたらメリットが最も大きいかは人それぞれです。会社の労務関係を担当している従業員にも相談しつつ判断しましょう。

 

加入しない為にする事と、加入する場合にする事

加入しない場合

社会保険への加入にメリットを感じずに夫や妻の扶養に入り続けると判断した場合は、先ほどの要件を満たさないように働く必要があります。特に重要となるのが、

  • 月88,000円以下に収入を抑える
  • 週20時間以内に労働時間を抑える

この2点。このいずれかの条件を満たせば社会保険に加入する必要はありません

これらの条件をオーバーして働いている場合は、会社に相談して雇用条件の見直しをしてもらいましょう。

また、これまで通りに稼ぎたいし、社会保険に加入したくないという人は、500人以下の従業員数の会社で働くと今回の法改正は適用されずにこれまで通り130万円以下の金額を稼ぐことが可能となります。

今現在500人以上の企業で働いている場合は、106万円のルール改正から逃れる事はできませんので、どうしても130万円稼ぎたいし社会保険に加入したくないという場合は、仕事を変えるのも1つの手かもしれません。

※ただし、あくまでも現地点での話。少子高齢化が進み年金の負担額は増え続けているので、今後、中小企業にも106万円のルール改正が適用される可能性は否定できません。

加入する場合

加入する場合は、逆に、

  • 月88,000円以上の収入
  • 週20時間以上の労働時間

いずれかの条件を満たす必要があります。扶養に入っていない場合は、迷いなく加入する事をおすすめします。国民年金より支払額が少なく済みますし、将来的に貰える年金の金額も大きく変わってくるのでメリットしかありません。

扶養に入っている人がこれらの条件を満たし社会保険に加入する場合は、これらの条件を大きく上回りしっかり稼いだ方がメリットが大きいでしょう。

先程も触れましたが、将来貰える年金額が大きくなるといったメリットもあるのでそういった部分も考慮してみましょう。

 

最後に

今回のルール改正によって社会保険に加入するかしないかは人それぞれ判断が異なってきます。

実際にパートをしている人も、周りの人が勤務時間を増やしたり、逆に減らしたり、判断は人それぞれという事を実感しているかと思います。

今後、年金のシステムはどんどん崩れていくとも考えられています。少子高齢化が進み、将来貰えるか分からない物にお金を支払うのも少し辛い部分がありますよね・・。

自分の資産は自分自身で守るという事も重要になってくるかと思いますので、どのような働き方が理想なのか、しっかりと考えて把握していく、こういった事がこれまで以上に大切になってくるでしょう。

ado

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