オネエキャラの先駆け的存在で一世を風靡した山咲トオルさん。
しかし、ここ何年か、すっかりテレビでその姿を見かける事はなくなってしまいました。
今でも、ミッツ・マングローブ、マツコ・デラックス、はるな愛、KABAちゃんなど、オネエキャラはテレビにがんがん出演して需要があるように感じるのですが、何故、山咲トオルさんは見かけなくなったのでしょうか?
今回は、山咲トオルさんをテレビで見かけなくなった理由を探ります。
というか、テレビで本人が暴露していたので実話です!
山咲トオルの今現在は?干された理由

画像引用:オフィシャルブログ
山咲トオルさんは、1969年8月23日東京生まれ。
幼い頃から芸能界に憧れをもっており、『松田聖子になりたい』という願望を持っていたそうです。
幼い頃から現在のキャラクターの素質があったという事ですね。
その後、アイドルになるべく、様々なオーディションを受けますが通らず。
そんな中、漫画家、楳図かずおさんの影響を受けホラー漫画で漫画家デビューします。
そして、漫画家としてラジオに出演するのですが、丁重なオネエ口調で躊躇ない発言をするキャラクターが話題となり、テレビにも呼ばれるように。
当時は『オネエキャラ』という枠が確立しておらず、オネエキャラの先駆け的存在で一世を風靡します。
ちなみに最もブレークした時のテレビ出演数は、年間255本。番組の打ち合わせなどもあるでしょうし、ほぼ毎日テレビ関係のお仕事をされていたと思われます。
山咲トオルが干された理由
オネエキャラ=面白いことを言う
この風潮は今でも同じですね。見た目が綺麗でも女性アイドルのようには扱われません。
この立場上、芸人さんと並ぶ形でひな壇に座るような機会も多々ありました。
しかし、山咲トオルさんは、アイドル志望の漫画家。けして口が上手くトークが軽快で笑いをバンバン取れるという人ではありません。
山咲さんが喋った直後に「シーン」と、静まり返ってしまう事も少なくなかったそうです。
そして、次第に、多くのNG条件を突き付けてオファーを断る機会も増えていきます。
その上、山咲さんが芸能界に入り3年も経った時には新たな人気オネエも増えはじめて居場所を徐々に失っていきます。
- 気の利いた発言をできない
- 周りに勝てない
- 迷惑をかけている
こういった気持ちも強くなり始め、ついにタレント活動を休止します。
ただ、このタイミングについては、既にテレビから姿を消し始めた感もあったので実質干されたという捉え方もされています。
その後、3年間に渡り、休止期間を過ごしますが、収入源のなくなった山咲さんの貯金は、6,500万円から48万円にまで急速に減ってしまいます。
そこで、事務所に仕事をしたいと相談しますが、3年間休んでいた山咲さんの居場所はなくピーク時には255本あった出演数が2015年には3本という結果に。
マツコ・デラックスさんやはるな愛さんなど、居場所を確固たるものにしているオネエキャラがいるので満席状態。
そして、
「自分の力で人気になった」
と、自意識過剰に勘違いしていた事を気付かされたと言います。
山咲さんは、あまり器用ではなく、うまく出来ない部分がある、そういった部分も含めていい持ち味を持っていました。
こういった部分に気がつけず、芸能界から逃げてしまった事を強く後悔しているそうです。
山咲トオルさんの今現在
すっかりテレビで見る事のなくなった山咲さんですが、実は、地元沖縄のテレビやラジオには地方タレントとして出演されているそうです。
※ちなみに、先ほどの出演数はキー局のみの数字
また、ホラー漫画家としての活動も続けています。というか、忘れがちですが、本業はこちらなんですよね。
こうなってくると、貯金48万円というのが少なすぎて疑問なのですが…。まぁ、6,500万円を3年で使ってしまうという事は相当の浪費家という事ですかね…
全国でも復活?
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演され久しぶりに注目を浴びた山咲トオルさんですが、こういった全国への自虐を兼ねての露出は今後の復活を見据えているのでは?!という見方もされています。
ただ、もうオネエキャラに目新しさは全くないんですよね(^_^;)
正直、一部の力のあるオネエが確固たる地位を手にしてあとは飽和状態。
この牙城を崩すには相当な実力を兼ね備えなくてはなりません。
沖縄のテレビに出演されているという事ですので、力を蓄えているのでしょうか?
今後の、山咲トオルさんに注目です。
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